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7.条件設定の考え方

2000/10/16
「条件設定」と書くと何やら難しい感じがしますが、システムを汎用に仕上げるということを言いたいだけなんです。

アクセスを使い始めると、クエリやフォーム等のテキストボックスでいろいろな計算を行いますね。
例えば、売上動向なんてレポートを纏め上げる時、パーセントの増減など行ってグラフ化など行う。

ある会社で、在庫の予測動向を自動で行うソフトを作った時の話なんですが、直近何週間の実績を元に、昨年度の実績を加味し導き出した数値を合わせる、このように書くと簡単なんですが、日々の在庫予測はそら大変なんですよ。

何故かって?

それはね、人によって考え方が違うからです。財務系、事務系、現場系、工場系といろいろあって、互いに信用できない(笑い)。
このような状況下でシステム的には、一元的に数値を出すとトラブルになります。よって、私のお勧めした方法は‥。

条件設定フォームを新規作成して、そのフォームに各々が判断した数を入力し予測数を弾き出す方法です。
つまり、確定的な数値は共通項として条件設定フォームに表示させるけれど、また併せて基本的な導入数値はお披露目するけれど、自由に修正変更できるような設計にすべきですね。

このようなお話をしますと、初心者講座の「休暇申請管理ソフト」の"環境設定フォーム"を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。あちらは、テーブルに格納したデータを基に環境を変更するんですが、この条件設定は、例えば分析を行うと想定しますと、分析フォームの表示もしくはレポートの印字前に、"各種条件設定フォーム"を開き、データ入力・各種設定を行った後、そのフォームからイベントを実行する流れです。

つまり、分析フォームやレポートにその設定フォームのテキストボックスなりを記述しているんですよ。

例えば、下記のような感じになります。

「コントロールソース」=「昨年度実績」×(Forms!frm_設定![修正_1]/100+Forms!frm_設定![加除率])/Forms!frm_設定![仕掛り率]

まあ、自分が作ったソフトをいつまでも使い続けられることがないのがサラリーマンの世界ですから、異動時に仕事の引継ぎをし易くして置くのも手ですね。しかし、このような組み方は、結構手間が掛かるんですよ、ハイ‥。


格言 :  フレキシブルなシステム構成が肝心。
格言 :  月日がたてば、内部のシステム設計を忘れやすい。


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