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CurrentDbメソッド : DAOリファレンス - DAO入門講座



CurrentDbメソッドとは、Setステートメントと組み合わせて、データベース変数にカレントデータベースへの参照を代入するメソッドです。
データベース名がわからなくても、VisualBasicコードからカレントデータベースにアクセスすることができます。
  • 開いているデータベースをDAOでデータ処理を行う場合、OpenDatabaseメソッドよりCurrentDbメソッドを利用して下さい。

書式と引数

  • Set expression = CurrentDb
引数 解説 その他

expression

オブジェクト変数を指定します。

省略不可

事例-1

開いているデータベースの絶対パスを表示します。

Sub CurrentDbCK()

    Dim db As DAO.Database '----- A
    Dim strPass As String
    
    Set db = CurrentDb '--- B
    strPass = db.Name '--- C
    
    MsgBox strPass '---D
    
    db.Close: Set db = Nothing '---E
    
End Sub
解説
  1. オブジェクト変数 db を宣言します。Databaseオブジェクトは、ADOにも同名で存在しますので、明確にDAOのDatabaseであると宣言する癖を付けて下さい。ADOは使用しない、DAO3.6だけである、と仰る方以外は、必須です。
  2. Setステートメントは、オブジェクト変数にオブジェクトを関連付ける役割があります。
  3. この段階では、オブジェクト変数dbはカレントデータベースに関連づけられていますから、db.Nameでカレントデータベースの絶対パス(C:\SampleFile.mdb)を求めることができるようになっています。
  4. メッセージボックスに、開いているデータベースの絶対パスを表示します。
  5. DAOを用いて、Setステートメントを用いて、オブジェクトを変数に関連付けた後、利用しない状態になれば、必ず 開放 させる必要があります。これは、メモリーの開放という意味で、領域をNothing、つまり空にします。

自動メンバ表示

Accessインストールの初期値で、自動メンバ表示オプションが有効になっていますので、下記のようにドット(.)を入力すると、次の候補であるメソッド、プロパティなどが一覧で表示されます。

DAOの設定が不要

このCurrentDbメソッドを用いる際には、DAOへの参照設定が有効になっている必要があります。しかし、何事にも例外があるもので、下記のような使い方の場合、この参照設定を必要としません。

Sub PassGeter()
    
    Dim strPass As String
    strPass = "起動パス : " & CurrentDb.Name
    
    MsgBox strPass

End Sub

Accessバージョン別DAO、ADOの初期設定一覧

Accessをインストールした時の、DAO、ADOに関する参照設定状況は、下記のようになっています。

Accessバージョン DAO ADO
Access97 有効 非対応
Access2000 無効 有効
Access2002 無効 有効
Access2003 有効 有効

関連ページ

 

2004/05/02

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