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永年勤続管理ソフト--15_メインフォームの作成_コマンド1



前回は「外観」に関して、画像を用いてきらびやかにする方法とWindowsに用意されているカラーバリエーションをご紹介しました。いかがでした?

今回は、本来の目的であるフォームやレポートを呼び出す方法を解説します。

フォームやレポートを呼び出す方法

一般的に、他のオブジェクト(フォームやレポート)を呼び出すにはマクロを用います。そして、そのマクロは「クリック時イベント」に配置するのが基本です。じゃ、どのオブジェクトの「クリック時イベント」かといいますと、「コマンドボタン」と「ラベル」が考えられます。

コマンドボタンのサンプルは、下記のようになります。

コマンドボタンの背景色は、Windowsのシステム色と同色です。ここにピクチャを貼り付けることもできますが、基本は上記のようにはっきりと回りの背景色と異なってしまいます。

そして、このコマンドボタンを用いるメリットは、下記のようなものです。

  1. Accessのフォーカスがどのコマンドボタンにあるかをその都度はっきりと識別が可能である。
  2. キィーボートの→、↓他を用いて他のオブジェクトにフォーカスを移動させる操作が可能である。
  3. ユーザーに"コマンドボタン"であると認識させやすい。

文字列を表示させるラベルの作成

一方、文字列を表示させるラベルのサンプルは下記のようなものです。

ラベルのプロパティ操作で、ラベル自体をフォームの背景色と同色にすることができます。すっきりするんですが、欠点もあります。

  1. 「ここをクリック !」とユーザーに理解させるのが難しくなる。
  2. キーボート操作が基本的にはできなくなります(フォーカスを移動させてEnterキーを実行する等)。

しかし、Akiraはこのラベルを用いる方法を採用したいですね。見た目に拘りたいです(笑い)。ちょっと、玄人ぽいですし…。よって今回はこれでいきます。

マクロの作成

では、マクロを記述していきましょう。データベースウィンドウの「マクロ」をクリックし、新規作成を行って下さい。

マクロはアクションごとに1個づつ作成していもいいですし、まとめて下記のようにフォームごとにずらーっと作成しても結構です。
大きなAccessシステムの場合マクロ数も膨大になりますから、フォームやレポート毎に区分して作成されたほうがBetterと思います。これは私の経験上の話ですが…。

初めてマクロを開くと、上記の「マクロ名」と「条件」は隠れている場合が多いです。その場合は、ツールメニューの「ツール」から「マクロ名」と「条件」をクリックすると表示されるようになります。マクロ名はお好きな名前をつけ下さい。但し、重複はいけませんよ。

このマクロもVBAと同様、上から順番に命令が実行されます。

例えば、上記の例でいいますと、「フォームを開く」アクションが実行されて、次に「閉じる」アクションが実行されるわけです。これらアクションには"引数"が用意されています。

 引数

「フォームを開く」といっても何処のフォームなのか指定する必要があります。このような設定を行うところを"引数"と呼びます。

マクロ名「社員データ入力」で「frm_basic」フォームを開く場合、マクロアクションは「フォームを開く」を選択します。下記の図は、その場合の"引数"に記述するサンプル画像です。

「ビュー」欄には、"フォームビュー"、"デザインビュー"、"印刷ビュー"、"データシート ビュー"から選択します。通常はフォームビューです。

フィルタ名

マクロの「フィルタ名」欄はちょっと理解し難いですが、クエリ名を指定すると覚えておいて下さい。 例えば、「frm_basic」フォームで"男"だけをフィルターで表示させる方法は、下記のように新しくフィルター専用のクエリを作成して下さい。

このクエリは、テーブル「tbl_basic」を元に全てのフィールドでクエリを作成したものです。
抽出条件欄に"男"を配置します。これを「qry_filter」として保存して下さい。マクロの引数には下記のように配置します。

また、Where条件欄は上記のように記述して下さい。ここにある「性別」はフィールド名です。男は文字列なので""で囲んでいます。

 

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