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永年勤続管理ソフト--04_クエリの作成



前回でテーブルを作成し、データの保管場所は決まりました。 いよいよ、データ加工の黒子であるクエリの作成に進んでいきましょう。

クエリのお話

データベースの作成は、テーブルから進んでいきますが、何もないところからポーンとテーブルができる訳でもなく、システムの全体像をしっかり掴んでから、このようなテーブルが必要だと判断できるんです。初めての方は、何か不思議な感じがしますが、いずれ誰もができるようになりますよ。ご安心を…

今回はクエリを作成します。この「クエリ」を乗り越えることがAccess取得の第一歩です。頑張りましょうね。

「クエリとは何か」に対して一言で答えると、"このデータが欲しいという要求の具体化"です。この"欲しい"というのには、いろいろとあります。例えば、

  1. テーブルデータに四則計算(何て古臭い言葉なんだ)を行いたい。
  2. ーブルデータに基づいて、新しいデータを新規作成したい。
  3. る条件に基づいて、テーブルデータを抽出したい。
  4. クエリを元に新規テーブルを作成したい。
  5. 二つのテーブルを比較して、不一致なデータを抽出したい。
  6. ある条件下で、テーブルデータを加除したい。
  7. なとなど…。
 クエリは黒子?

もっと具体的にいいますと、マネージャーであって黒子ちゃんでもあります。

決して表面には出ません。クエリデータを表示させるとは、実は黒子が掲げた布であり、印刷するとは掲げた布を写真に取るという意味です。黒子自体が変化する訳ではありません。

クエリを全く使わずにシステムを組み立てることはできます。マネージャーや黒子ちゃんがいなくても、舞台で芝居はできますよね。これと同じ意味です。
七変化を行うと、「他の役者とは違う」と感心されます。しかし、この七変化は黒子がいなくてはできません。高度なフォームやレポートの作成には、こいつらの力を借りなければ成し遂げることができない訳です。

なお、クエリの種類は下記のように分類できるんじゃないかなと思います。# 「選択クエリ」の使用頻度が90%を超えています。

「選択クエリ」 データをクエリの結果として一覧表示する。
フォーム上で表示する
レポートで表示、又は印刷する。
「追加クエリ」 データをクエリの結果として一覧表示する。
データをテーブルに追加する。
「削除クエリ」 テーブルからデータを削除する。

「テーブル作成クエリ」

データを持つテーブルを新規に作成する。

「更新クエリ」

ある条件下でデータを更新する。

「クロス集計クエリ」

縦横の項目を備えデータを集計する。
 クエリの作成は選択クエリから・・・

クエリの作成は、まず「選択クエリ」を作成して後、他のクエリを作成します。このように考えられても問題ありません。テーブルデータは下記のようなものでしたね。もっとも簡単なサンプルテーブルデータです。リレーションは結んでいません。

社員ID 社員名 性別 入社日
1 Access Boy 1975/10/01
2 Hayama 1977/04/01
3 Sakura 1976/05/01
4 松本 武 1981/04/01
5 高松 一郎 1981/03/01
6 国阪 真知子 1986/04/01
7 坂城 祥子 1985/04/01
8 加藤 幸一 1985/08/01
9 斎藤 隆 1986/01/04
10 足立 良子 1986/02/01
11 平松 陽子 1990/03/01
12 中村 幸三 1990/04/15

 選択クエリの作成

データベースウィンドウの「クエリ」を表示させて下さい。クエリの新規作成や修正は、必ずこの画面から進みます。右上の「新規作成」をクリックして下さい。すると下記のような画面が表示されます。

最上段の「デザインビュー」は、白地のキャンパスにコツコツとクエリ構成を組み立てていく方法です。慣れるまでは、使わないほうが無難かな?

 選択クエリウィザード

2段目の「選択クエリウィザード」が、初心者の方の入門窓口です。今回は、この窓から侵入します。では、「OK」をクリックして下さい。 すると下記のような画面が現われます。

この画面では、

  1. クエリの元となるテーブルを指定します。
  2. 「選択可能なフィールド」エリアが表示されますので、クエリのフィールドに利用するものだけを > を利用して左から右に移動させます。この時に、「選択可能なフィールド」エリアには該当のフィールドが消えて無くなりますが、実際に消えてしまう訳ではありません。

  3. 今回は、全てのデータを「選択したフィールド」エリアに移動させて下さい。

  1. 「次へ」ボタンをクリックします。
  2. すると、命名画面が現われますので、既に表示されている クエリ名 を変更します。これは必ず変更する習慣をつけて下さい。クエリですから、先頭にqry_をつけて、qry_basicとでもしましょうか。
  3. 出来上がったクエリを デザインビュー で開いて下さい。下記のような構成になっていますか?

このような画面が表示されたら、成功です。貴方はクエリを作成できたんですよ。簡単なようですが、これがクエリの基本中の基本なんです。応用は、この段階から進むだけです。

一度、デザインビューを閉じて、クエリを開いて下さい。すると開いているクエリデータは、クエリの元になっているテーブルデータと全く同じだと気付かれる筈です。

 

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