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最後に… : CDアルバム管理ソフト14



「始めに…」から始まって、いつかは「最後に…」が訪れることを分かっていても、チョット寂しくまたホッとした気持ちです。

アプリケーションの最終チェック

さあ、最後の章です。補足として、下記の対応を最終段階として行います。

  1. 「ツールメニュー」の「起動時の設定」を各種行う。

  2. 「ツールメニュー」の「解析」の「パフォーマンスの最適化」を行い、チェックを行う。

  3. 「ツールメニュー」の「セキュリティ」の「データベースパスワードの設定」を必要があれば行う。

  4. 「ツールメニュー」の「データベースユーティリティ」の「最適化」を適時行う。

  5. 「ツールメニュー」の「データベースユーティリティ」の「修復」を適時行う。

  6. 「ツールメニュー」の「データベースユーティリティ」の「MDEファイルの作成」を必要があれば行う。

  7. 「ツールメニュー」の「レプリケーション」の「レプリカの作成」を必要があれば行う。

  8. 「ツールメニュー」の「アドイン」の「データベース分割ツール」を必要があれば行う。

これらは、やってもいいし、やらなくてもいいものがありますが、123 は必ずされた方がいいですし、第三者に配付する場合は、6 もした方がいいかな…。さらりと見て行きましょうか。

起動時の設定 の設定

メニューバーの「ツール」から「起動時の設定」をクリックします。

  1. 「アプリケーションタイトル」にはお好きなタイトル名を入れてください。Accessの左上にタイトル名が表示されます。

  2. アプリケーションアイコンは、できれば拡張子 .ico で作成された方がいいです。しかしウィンドウズでは .bmpでも表示されますから、こちらでもいけます。パス名を記述して下さい。これは"リンク"扱いになりますので、他のパソコン上では表示されません。※同じパスにあれば、他のパソコンでも表示されます。

  3. メニューバーですが、他のメニューバー関係をチェックオフにします。勝手にいじられては迷惑ですからね…。
    但し、ご自分しか使わないないなら、チェック済みでも構いません。慣れれば、独自のメニューバーを作成して、ここに指定すると利用できるようになります。これは、ショートカットメニューバーも同様です。

フォーム/ページの表示
  1. ファイルを立ち上げた時に、どのフォームを自動的に表示するかを指定します。今回は空白にして下さい。なぜなら、AutoExec マクロを作成していますので、これを使います。

  2. データベースウィンドは当然、非表示が望ましいのでチェックオフにします。この理由は、基本メニューから全ての操作ができるようにシステムを構築していますから…。オブジェクトを削除なんかされてはたまりません。但し、これもご自分でしか使わないならチェック済みでもいいですが…。

  3. 後は、全てをチェックオフにして下さい。システムのセキュリティ面で有効な対策になります。

パフォーマンスの最適化の設定

メニューバーの「ツール」から「解析」の「パフォーマンスの最適化」をクリックします。

このツールは便利なもので、全てのオブジェクトを対象に指定し実行すると、上記の表示が最後に現れます。

簡単に記載内容についてお話しますと、

  1. 最初の「コンパイル」ですが、下段に記載されていることそのままです。

  2. 「tbl_ck」を他のテーブルと関連付けますのメッセージですが、これは無視して下さい。関連付けする必要はありません。

  3. 「tbl_sub」の"ランク"フィールドをテキスト型から長整数型に変更します のメッセージですが、Accessは賢いですね。よくぞ見破った!

仰るとおりです。

但し、バイト型でいいですけどね。これは敢えてテキスト型にしたんです。ホントですよ。皆さんが"言葉"を入れられるようにネ。ランク付けは数字では分かりにくいんで、実際の運用は日本語の方がいいです。数字にするなら、「tbl_rank」なるマスターテーブルを作成して、リレーションで結合させる。これが"王道"です。

  • 「frm_mainフォームのコントロールを減らします」のメッセージは気にしなくていいですよ。これ以上減らしたら、なにもできなくなります。

※AccessはVBと異なり、フォーム上のコントロールはフォーカスを持っている場合のみ、リソースを喰います。よって、VB程コントロール数を気にしなくてもいいんですが、少ない方がパフォーマンスが向上します。

  • 「マクロをVBAに変換しなさい」のメッセージはマクロごとに現れますが、マクロでもいいじゃないですか。

データベースパスワードの設定の設定

メニューバーの「ツール」から「セキュリティ」の「データベースパスワードの設定」をクリックします。

このパスワードは強力で、忘れたらお終いです。Accessファイルにパスワードを保存しますので、他のパソコンでも有効です。

#この時に、下記のようなメッセージが表示される場合があります。

データベースパスワードを設定または解除するには、
データベースを排他モードで開く必要があります。

排他モードとは、ただ一人のユーザーのみAccessファイルを開くことができる状況をいいます。このメッセージが表示されたということは、共有モード でファイルが開かれているからです(基本的にAccessは共有モードでファイルを開きます)。

排他モードでファイルを開く

よって、下記の手順で 排他モードでファイルを開かなくてはいけません。

  1. Accessファイルを閉じます。

  2. スタートメニューからAccessを開いて下さい。

  3. Accessファイルを指定していませんので、何も現れません。

  4. 次に、メニューバーの「ファイルを開く」から目的とするAccessファイルを指定するわけですが、ここで注意が必要です。

  5. 「開く」ボタンの横(下記の図を参照)に"排他モードで開く"を表示させてクリックします。

最適化の設定

メニューバーの「ツール」から「データベース ユーティリティ」の「最適化/修復」をクリックします。

Accessファイルを長期間使い続けると、ファイル容量が増大してきます。簡単に云えば、削除したデータ領域がそのまま残ったり、データ間の隙間が広がってくるとでも考えて下さい。実行のスピードも鈍くなってきますので、忘れずに…。
(下記サンプルはAccess2002です。)

修復の設定

メニューバーの「ツール」から「データベース ユーティリティ」の「最適化/修復」をクリックします。

Accessファイルを使用中にハングアップしたとか、何かの原因で正常に終了しなかった時には、実行するようにして下さい。簡易なエラーなら修復してくれます。(※Access2000以上では、最適化と修復を1つのセツトとなっています。)

以前、筆者のファイルでオートナンバー型フィールドに同一のナンバーが格納されたことがありました。当然エラーになり、そのテーブルを使用しているクエリ、フォーム等が動かなくなる 異常事態を経験したことがあります。その時に、このエラー修復を実行し、本来あってはならない同一のナンバーが存在しているのが判明したんですよ。

MDEファイルの作成の設定

メニューバーの「ツール」から「データベース ユーティリティ」の「MDEファイルの作成」をクリックします。

この.mdeファイルは別名「実行ファイル」とも云いまして、データベースウィンドウに表示されるフォーム、レポート、モジュールをデザインビューで開くことができなくなります。つまり"実行"するだけです。セキュリティ面と著作権保護の観点から強力な助っ人です。

なお、使用者別のセキュリティについては、ワークグループ等で利用権を定めたAccessのより強力な機能を利用して下さい。但し、こ の講座では解説しません。

#Access2002が発売され、この「MDEファイルの作成」が画面上に現れない、という問い合わせが多くなりました。これは、Access2000をAccess2002で開いている場合に起こる現象です。

Access2000ファイルからMDEファイルを作成するには、Access2000で行なう必要あり

よく、間違う部分ですから注意が必要です。

レプリカの作成の設定

メニューバーの「ツール」から「レプリケーション」の「レプリカの作成」をクリックします。

レプリカ、つまり分身をたくさん複製します。、そして、分身同士を定期的に"同期"させて、常に最新の情報を保つことができ る機能です。ご希望の方のみ作成して下さい。
現在のように社内LANが整備されている状況では余り価値がないですね。Windowsには、自宅と会社、またはデスクトップとノートのブリーフケースで同期をとる ことができる機能もありますので、こちらの利用の方がベストかも…。

データベース分割ツールの設定

メニューバーのツールからデータベース ユーティリティのデータベース分割ツールをクリックします。

  1. これは、テーブルとそれ以外のオブジェクトを分割して、あたかも1つのAccessファイルのように利用する方法 です。

  2. ネットワーク接続を前提にAccessファイルを使用する場合は、利用価値があります。が、絶対必要というものではありません。

長所

としては、テーブルを格納したAccessファイルをサーバーに1つだけ配置して、クライアント側にテーブルデータ以外を持つAccessファイルを複数配置することができます。

例として、フォーム上でデータ入力すると、サーバーにあるテーブルのみのAccessファイルにデータが流れる仕組みです。

基幹業務をAccessで構築した場合なんかは、この方法をとるべきです。

欠点

機動性がなくなることです。ずーっと置いて利用するのが「分割の利用」ですから…。また、多少ですが反応に時間が掛かります。家 と会社の両方で使う場合は向きませし、容量の大きいファイル以外は不要です。

う〜ん、これで大体お伝えしたい事の内、8割方は取り上げたと思います。
みなさん、少しは理解できましたか?このような場をいただいて、私自身の勉強にもなりました。しかし、Accessは、学べば学ぶ程に奥が深いですね。

レポートの2色刷り

PS) 曲名の各行で2色刷り印刷を行う方法をお知らせします。見やすくなりますよ。方法は、レポートの詳細印刷時イベントに下記プロシージャを記述します。

Dim bol色 As Boolean '外側に記述します。

Private Sub 詳細_Print(Cancel As Integer, PrintCount As Integer)

    Const color_1 = 15326940  '変更できます。
    Const color_2 = 16777215  '変更できます。
        If bol色 Then
            Me.Section(0).BackColor = color_1
        Else
            Me.Section(0).BackColor = color_2
        End If
        bol色 = Not bol色
        
End Sub

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御礼

長らく、お付き合いいただいて、ホントありがとうございました。又の機会をお持ちしています。

 

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