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CDアルバム管理ソフト--Required/値要求プロパティ



フィールドに値が必要かどうかを示します。

このプロパティに [Yes/はい] が設定されると、レコードにデータを入力するときに、フィールド、またはフィールドに連結されたコントロールにNull 値以外の値を入力する必要があります。
たとえば、[フリガナ] コントロールに各レコード用の値が確実に存在するようにするためには、このプロパティを使います。
フィールドに Null値があってもよい場合は、"Required/値要求" プロパティに [No/いいえ] を設定するだけでなく、"ValidationRule/入力規則" プロパティも設定されている場合は、明示的に "入力規則Or Is Null" も宣言する必要があります。

メモ   "Required/値要求" プロパティは、オートナンバー型フィールドには適用されません。

 

 

設定値

"Required/値要求" プロパティの設定値は次のとおりです。

 

設定値

Visual Basic

内容

Yes/はい

True (-1)

フィールドに値を入力する必要があります。

No/いいえ

False (0)

フィールドに値を入力する必要はありません。(既定値)

 

テーブルのすべてのフィールドに対し、テーブルのプロパティ シートまたは Visual Basic を使って、このプロパティを設定できます。

メモ   Visual Basic でフィールドの Required プロパティにアクセスするには、DAO のRequired プロパティを使います。

 

 

解説

"Required/値要求" プロパティは、Jet データベース エンジンによってテーブル レベルで実行されます。このプロパティに [Yes/はい] が設定されているフィールドでは、データが入力されるときには必ず値が保存される必要があります。

値が保存されるのは、フィールドにフォーカスがあるとき、フィールドまたはフィールドに連結したコントロールがフォームやデータシートに表示されているとき、マクロや Visual Basic でフィールドの値の設定をするとき、およびデータがテーブルにインポートされるときです。

"Required/値要求" プロパティと "AllowZeroLength/空文字列の許可" プロパティを使うと、データが存在しない場合と、データが未確定である場合とを区別することができます。

"AllowZeroLength/空文字列の許可" プロパティに [Yes/はい] が設定されている場合、"Required/値要求" プロパティの設定値に関係なく、長さ 0 の文字列は有効な値として扱われます。

長さ 0 の文字列は、データが存在しないことを示します。"Required/値要求"プロパティに [Yes/はい] を設定し、"AllowZeroLength/空文字列の許可" プロパティに [No/いいえ] を設定すると、フィールドに値を入力する必要があり、長さ 0 の文字列は指定できません。

 

 

ヒント

   データがフィールドに入力されるときに定型入力を使って、Null 値と長さ 0 の文字列の表示を区別できます。たとえば、長さ 0 の文字列が入力されたときに、文字列の "None"を表示するようにします。

次に、"AllowZeroLength/空文字列の許可" プロパティと "Required/値要求" プロパティの設定値の組み合わせについて、ユーザーが操作を行ったときにどのような結果になるかを示します。

 

Required/値要求

AllowZeroLength/空文字列の許可

ユーザーのアクション

格納される値

No
いいえ

No/いいえ

Enter キーを押す。
Space キーを押す。
長さ 0 の文字列を入力する。

Null
Null
(入力不可)

No
いいえ

Yes/はい

Enter キーを押す。
Space キーを押す。
長さ 0 の文字列を入力する。

Null
Null
長さ 0 の文字列

Yes
はい

No/いいえ

Enter キーを押す。
Space キーを押す。
長さ 0 の文字列を入力する。

(入力不可)
(入力不可)
(入力不可)

Yes
はい

Yes/はい

Enter キーを押す。
Space キーを押す。
長さ 0 の文字列を入力する。

(入力不可)
長さ 0 の文字列
長さ 0 の文字列

 

既にデータが保存されているフィールドの "Required/値要求" プロパティに [Yes/はい] を設定すると、すべてのレコードでそのフィールドに値が入力されているかどうかを確認するメッセージが表示されます。

既存のレコードでは、そのフィールドに Null 値が保存されていてもかまいませんが、新しく作成するレコードでは、そのフィールドへの入力を省略することはできません。

 

 

メモ

   Null 値を認めないテーブル間のリレーションシップの参照整合性を設定するには、テーブルの外部キー側のフィールドの "Required/値要求" プロパティに [Yes/はい] を設定します。
Jet データベース エンジンは、外部キー側のテーブルにレコードを作成する前に、一側のテーブルに関連レコードがあることを確認します。

ただし、外部キー側のフィールドが主キーである場合、主キーには Null値を指定できないので、この操作は不可能です。

 


CDアルバム管理ソフト--Required/値要求プロパティ


 

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