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ADOXを用いて選択クエリを作成する : ADOX入門講座



ADOX機能を用いて選択クエリを作成するには、Viewsコレクションに新規ViewオブジェクトをAppendメソッドを用いて追加する形式をとります。クエリフィールド等の指定は、ADOのコマンドテキスト設定を利用します。

留意事項
  • ADOとADOXを利用しますので、共に参照設定が必要になります。

選択クエリ作成の基本構文

選択クエリを作成するADOXの構文は、以下のようになります。

Collection.Views.Append "新規クエリ名", Cmd
解説
項目 意味
Collection 開いているコレクションです。
Views 開いているViewsコレクションです。
Append Appendメソッドです。
新規クエリ名 作成し追加するプロシージャの名前を指定する文字列型の値を指定します。
Cmd 作成し追加するプロシージャを表すADO の Command オブジェクトを指定します。
ADOのコマンドテキスト設定

クエリフィールドの追加設定は、ADOのコマンドテキストを利用します。

cmd.CommandText = SQL構文

ADOXを用いて選択クエリを作成する

このプロシージャを実行すると、Access関連データだけを抽出したQ_providerクエリが新規作成されます。なお、元になるtbl_providerテーブルは、以下のとおりです。

ID FileName kakuchoshi
1 Access mdb
2 Access_MDE mde
3 Excel xls
4 Word doc
作成までの流れ
  1. Catalogオブジェクトを開きます。
  2. 新規にCommandオブジェクトを作成します。
  3. CommandオブジェクトのCommandTextプロパティにSQLステートメントを記述します。
  4. ViewsコレクションにCommandオブジェクトを追加します。
  5. コレクションにオブジェクトを追加するにはAppendメソッドを利用します。
プロシージャの作成
Sub MyCreateQuery()

    On Error GoTo エラー

    Dim Cat As New ADOX.Catalog
    Dim Cmd As New ADODB.Command
    Dim mySQL As String

    Cat.ActiveConnection = CurrentProject.Connection

    mySQL = "SELECT * FROM tbl_provider "
    mySQL = mySQL & "WHERE FileName Like 'A*';" '--- A

    Cmd.CommandText = mySQL '--- B
    Cat.Views.Append "Q_provider", Cmd '--- C

    Set cmd = Nothing
    Set cat = Nothing
    
    Exit Sub
    
エラー:

    If Err.Number = -2147217816 Then
        MsgBox "既に同名のクエリが存在します。", vbCritical
    Else
        MsgBox "エラーID : " & Err.Number & vbNewLine & Err.Description, 16
    End If

End Sub
解説
  1. SQLを記述します。
  2. コマンドテキスト設定します。
  3. ViewsコレクションにViewオブジェクトを追加します。
動作確認
  1. データベースウィンドウに以下のようにクエリが作成されます。

  1. 作成されたクエリを実行すると、以下のようにデータが表示されます。

関連ページ

2005/10/23

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