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カレントデータベースに接続する方法 : ADO入門講座



ここまでで、オブジェクトの宣言、代入の方法を学びました。これらは、ADOの基礎ですから繰り返し理解するようにして下さい。 なお、カレントデータベースとは、今、開いているデータベースのことを言います。

ADOを利用するには、オブジェクト変数を宣言して、実際のオブジェクトにこの変数を代入します。ここまでが前段階です。 次に、データベースと接続する必要があります。

接続方法

ConnectionオブジェクトのCurrentProjectオブジェクトにあるConnectionプロパティを用いる。

Connectionオブジェクト

データベース接続の際に用いられるオブジェクトは、Connectionオブジェクトです。 このオブジェクトは、データベースと接続する時に利用されます。記述方法は、下記のように変数(cn)を宣言します。

Dim cn As ADODB.Connection
CurrentProjectオブジェクト と Connectionプロパティ

カレントデータベースを参照するには、CurrentProjectオブジェクトにあるConnectionプロパティを利用します。

  1. CurrentProjectオブジェクトは、現在使用中のデータベースを表すオブジェクトです。
  2. Connectionプロパティは、自動生成されたConnectionオブジェクトを参照するプロパティです。

Set オブジェクト変数 = CurrentProject.Connection

  1. 参照を代入するには、Setステートメントを用います。
Dim cn As ADODB.Connection
Set cn = CurrentProject.Connection
事例

下記のプロシージャを実行すると、イミディエイト画面にADOのバージョンが表示されます。Access2002、Access2003はADO2.7です。

Sub ADOVersion()

    Dim cn As ADODB.Connection
    Set cn = CurrentProject.Connection
    
    Debug.Print cn.Version

  cn.Close
    Set cn = Nothing

End Sub

補足

Access2000以降のバージョンでは、Accessが開かれるたびに自動的にADOのConnectionオブジェクトが生成され、Accessデータベース (.mdb) でADOオブジェクトライブラリへの隠された参照を設定します。

  • よって、下記の事例のような起動パスを求める場合は、敢えてADOへの参照設定を必要としません。 これは、DAOでのCurrentDbメソッドと考え方は同じです。
事例

パスとファイル名をメッセージボックスに表示します。

Sub CurrentPathName()

    Dim strPass As String
    Dim strname As String

    strPass = CurrentProject.Path
    strname = CurrentProject.Name
    
    MsgBox strPass & "\" & strname

End Sub
結果

下記のメッセージボックスが開きます。

2004/08/30

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カレントデータベースに接続する方法 : ADO入門講座


 

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