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オブジェクトプラウザの利用方法:AccessTips109



VBA画面でプロシージャを作成する際、我々ユーザーの強い味方になってくれるツールがあります。その名は、オブジェクトプラウザと言います。下記のプロシージャをご覧下さい。

コマンドボタンクリック時イベントプロシージャ

  1. ある任意のフォーム上にコマンドボタン(名はcmd)を作成します。
  2. コマンドボタンのクリック時イベントに下記のプロシージャを記述します。
  3. コマンドボタンをクリックします。
Private Sub cmd_Click()

    On Error GoTo err_cmd_Click

    ' オブジェクトへの参照を格納するためにオブジェクト変数を宣言します。
    ' Dim as Object で宣言すると、実行時バインディングが行われます。
    Dim ExcelSheet As Object
    Set ExcelSheet = CreateObject("Excel.Sheet")

    ' Application オブジェクトから Excel のワークシートを表示します。
    ExcelSheet.Application.Visible = True
    ' シートの最初のセルに文字列を入力します。
    ExcelSheet.Application.Cells(1, 1).Value = "これは列 A、行 1 です。"
    ' ワークシートをファイル C:\test.xls に保存します。
    ExcelSheet.SaveAs "C:\ TEST.XLS"
    ' Application オブジェクトの Quit メソッドで Excel を終了します。
    ExcelSheet.Application.Quit
    ' オブジェクト変数を解放します。
    Set ExcelSheet = Nothing

    Exit Sub

err_cmd_Click:

    MsgBox Err.Description
    Exit Sub

End Sub
解説

このプロシージャを実行すると、Excelが起動されます。そして、Excelシートのセル列Aの行1の位置へ文字列「これは列 A、行 1 です。」が書き込まれます。

このようなプロシージャをスイスイ記述できれば最高なのですが、なかなかどうして記述する際には中から手をつければよいのか迷ってしまうものです。

ここで、例えば、

.Cells(1, 1).Value

の記述をどのようにして頭に叩き込むのか、とお思いでしょう。これが簡単に実現できる機能がVBEに備わっています。VBEウィンドウにある オブジェクトブラウザ を起動してみましょう。

オブジェクトブラウザ

オブジェクトブラウザは、オブジェクトのプロパティ、メソツド、イベントを一覧表示するウィンドウです。起動方法は、下記の ように VBEツールバー の オブジェクトブラウザ をクリックします。

すると、下記のダイアログが表示されますので、Excelをコンボボックスから選択します。

参照設定

ここで、Excel という文字が左上に見えますか? 万が一、全く見えない場合は、参照設定を行っていないことが考えられます。

  1. Access側からExcelを操作するので、Excel側のプロパティやメソッドを使用し ます。

  2. この場合、例に挙げた、.Cells(1, 1).Value を表示させるため、下記のように参照設定でExcel側 での利用権を設定する必要があります。

  1. AccessTips032の参照設定について を参考にして下さい。

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2003/07/23

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